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釉薬の姿

昨日から少しお陽様がお休みしてくれましたが、まだこれから8月です。
今年は本気で熱中症対策しないといけないようです。

先日釉薬の作り方を紹介しました。
釉薬ってどんなものなんですか?という質問をいただいていましたので、
今日は釉薬の姿を紹介します。ご覧のように液体です。
これはたまたま白っぽい色をしていますが、黒や茶色や薄緑色や、
釉薬の種類によっていろんな色のものがあります。

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by studio-tokuda | 2010-07-30 21:40 | 焼き物 | Comments(2)

釉薬のつくりかた

ここのところ毎日お昼の2時前後に、「気温が38度を超えました・・・・。」と、
町の放送が流れます。気温が何度になろうと仕事は待ってくれません。
今夜も本焼き窯をたいているので、明日の部屋の気温は・・・・ス・テ・キ
夏フェスにでも行っておいしいビールいただきたいものです〜〜〜!!
でも個展させていただけるのだから、ふんばりま〜す。


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さて釉薬のつくりかたです。
長石、珪石、石灰石などの材料をポットミルに入れて、
よくすり混ぜて作ります。

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ポットミルです。中に焼き物の玉が入っています。
本体も焼き物です。
蓋をねじでしっかり留めて、密閉できます。

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まず玉を取り出します。水と材料を入れます。
玉を戻します。しっかり蓋を閉めます。

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台に乗せてスイッチを入れると、くるくる廻ります。
中の玉もコロコロ一緒に廻って、材料がすりつぶされます。
好みの時間廻します。

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ふたを開けて玉を出します。ふるいでこしでバケツに入れます。
一度沈殿させて、ちょうど良い濃度に
ボーメ(比重)を調整してから使います。



解りましたでしょうか?
ポットミルは、3キロ用、5キロ用などあります。
5キロは材料を全部入れるとかなり思いです。
さすがに少々ばててきましたが、しっかり食べてのりきりま〜す。
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by studio-tokuda | 2010-07-26 23:58 | 焼き物 | Comments(0)

日本一の暑さ・・・!

昨日多治見の気温は39.4度、日本一だった様です。
皆さん心配して連絡くださいます。
私は暑さには強いのですが、さすがに38度を越えるときびしいです。こたえてきます。
タオルに凍らせた保冷剤を包み、首の後ろを冷やしつつ乗り切っています。

何年か前に40.9度を生身で体験しています。
この時は暑いというよりカラカラに乾く感じで、
目ん玉の奥からじんわり眠気がやってきたことを覚えています。

これからしばらく窯仕事が続きます。今日は朝方まで素焼きをたいています。
窯が仕事場の真ん中にあるので、今日の仕事場は、、、、
一日中じんわりとぽかぽかで、パラダイス!ですね〜〜ほほほ。。。
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by studio-tokuda | 2010-07-23 00:47 | つれづれ | Comments(1)

夏本番!

夏です! 8月目白のGALLERY RUEVENT(ルヴァン)さんでの個展作品生地作り、
本日でそろそろタイムリミット、いろいろ作りました。
あとは乾燥、施釉、上絵など、窯の日々が続きます。
夕方ふと外を見ると夏の夕焼け。しばらく見とれました。
やっぱり夏が一番好きです。

仕事場の西の窓からです。
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by studio-tokuda | 2010-07-19 23:51 | つれづれ | Comments(2)

釉薬の基本になる長石です

昨日久しぶりに、日陶産業さんに福島長石を買いにいきました。
日陶産業さんは、焼き物の釉薬の原料などをいろいろ売っている会社です。
多治見工業高校時代からお世話になっています。
いつもにこにこきびきび、美人の事務の伊藤さんがいろいろ助けて下さって感謝です。

久しぶりにいろいろお話していたら、
会社の方がお一人、子供の頃にご両親が漆蒔上絵の仕事をしていらしたそうで、
思いがけず貴重なお話をたくさん伺うことができました。ラッキー!
こんな時は、やはり多治見は焼き物の町なんだな〜と実感します。

今日は一日よく降りました。
粘土がみごとに乾きません。そろそろ太陽が恋しいです。
日本一の酷暑が待っていますが、お陽様待ってま〜〜す!!

こんなでっかい袋30K入りで買ってきます。
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中身はこんなです。
湿っているので、完全に乾かしてから使います。
そうしないと釉薬の調合の比率が微妙に違ってしまうのです。
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by studio-tokuda | 2010-07-15 01:09 | 焼き物 | Comments(2)

粘土は焼くと縮みます

粘土は焼くと縮みます。
乾いて縮み、素焼きで縮み、本焼きで縮み、けっこう収縮します。
大きさの指定のある注文作品などは、土がどれほど縮むのかが重要になります。
写真のような粘土のテストピースを作り、10センチの印を刻んで焼きます。
そうすればどのくらい粘土が縮むのかを、知ることができます。

8.5センチになっていれば85%に収縮。 100÷85=1.176・・・
10センチの大きさに焼きたい時には、1.176を掛けた大きさで焼けば、大丈夫です。


今回新しい土を使ってみたので、石膏型でテストピースを作りました。
粘土が乾いた状態ですが、もうすでに大きさが少し違ってきています。
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by studio-tokuda | 2010-07-14 00:13 | 焼き物 | Comments(1)

銀彩の訂正と補足です

先日の銀彩の説明で、銀液を薄める薬品の名前をうっかり間違えていました。
ソルベントではなくてケミソルです。お詫びして訂正します。

銀液は「金油」で薄めたりもするようですが、使ったことがないのでよく判りません。
日本金液さんのHPを見るといろいろ判ると思いますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
私も漆蒔上絵模索中には大変お世話になりました。

ケミソルのビンです。
ご覧のようにトルエンなど入っていますので、
換気をよくして仕事しています。
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by studio-tokuda | 2010-07-11 02:38 | 焼き物 | Comments(0)

銀液の大変〜身!

銀彩のお話です。
漆蒔上絵物語の中にも出てきましたが、銀彩とは、銀が薄く表面に張りついている状態です。
銀彩の他には、金やプラチナやパラジウム(銀よりもパカパカのあっけらか〜んと光る感じです)
といった種類もあります。
私は漆蒔上絵を模索中に大変お世話になった、日本金液さんの銀液と金液を使っています。
銀液は、エスプレッソを煮詰めたような色のドロドロの臭い液です。
その銀液がどのようにピカピカの美しい銀彩に変化していくのか、銀液の大変身を紹介します。


以前にもご紹介した富士印がキュートな銀液のビンです。
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ワイングラスが途中から曲がった様な、
ガラス製の専用の入れ物に入れて使います。
ドロドロの臭い液体です。
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銀液を筆で塗ったところです。
濃すぎる時にはソルベントという薬品で薄めます。
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700度で焼成して窯から出したところです。
酸化膜がかぶさっているので白く粉をふいたようです。
まだ光ってはいません。
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ジルコンペーパーという、
サンドペーパーに似たもので磨きます。
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磨くと初めて酸化膜が取れて光ってきます。
右半分が磨いた状態です。
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釉薬がかかっている上に塗られた銀液は
ピカピカになりますが、
釉薬がかかっていない表面に塗られた銀液は、
マットなにぶ銀になります。
釉薬ありとなしの状態を利用して、
ピカピカとにぶ銀状態をデザインに活かしたティアラです。
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by studio-tokuda | 2010-07-09 23:52 | 焼き物 | Comments(0)

ピアニスト

蒸し暑い毎日です。
先週末から漆蒔をしていましたが、あっという間に漆が乾いていくのを実感します。
落としきれなかった指の漆を気にしつつ、土曜日はピアノリサイタルに行ってきました。
高校時代のブラスバンド部の先輩がピアニストなのです。
極少人数のブラスバンドでしたが、演奏の楽しさは今でも憶えています。
少人数ゆえ、もっぱら映画音楽やクラシックやってました。
私はクラリネット、ピアニストの先輩はフルートでした。

リサイタルでは毎回曲についての簡単な解説パンフレットをいただきますが、
知らないことばかりなので、それも楽しみです。

一時腰を痛めていらしたのですが、今年は前回よりパワフルでお元気そうでした。
われわれはロクロで腰を痛めやすく職業病ですが、ピアニストさんも腰をやられるのだそうです。
そう思ってみてみると、確かにペダルをふまなきゃいけないので、
腰に負担のかかる姿勢だなあと思いました。

やっぱりライブはいいですね〜〜!
小学2年までピアノ習っていたので、リサイタルに行くといつもまたやりたくなります。
表現方法こそ違いますが、音楽に対する先輩の真摯な姿をみて、励まされた楽しい雨の夜でした。
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by studio-tokuda | 2010-07-05 23:41 | つれづれ | Comments(0)

萬葉さん個展終了しました

7月になりました。
6月1ヶ月間にわたるギャラリー萬葉さんでの個展、おかげさまで無事に終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

ちょうど会期中に中日新聞さんが私の漆蒔上絵を紹介をして下さったので、
その記事をご覧になり、昔漆蒔をなさっていた職人さんが何人か訪ねて下さいました。
新しいいろいろを教えていただき、是非次に伝えてほしいと励ましの言葉もいただき、嬉しかったです。

例えば、利き酒に使う白地の底に二重の紺色の円が描いてある器がありますが、
あの紺色部分は、検査用に一番適しているのは漆蒔上絵なんだそうです。
お酒のテストの詳細はよく知りませんが、紺色が少しモッコリと盛り上がっているとよいんだそうです。
漆蒔上絵はモッコリさせると、普通絵具が煮えてぶくぶくになってしまいます。
そうならないように、多治見の焼き物の会社が特許を取っていらっしゃるそうです!
知りませんでした〜〜。おもしろいですね〜。

次は8月中旬に東京目白で個展です。
それに向けての準備等で、再びばたばたと過しています。
蒸し暑くなってきました。夏は大好きなのですが、この時期の蒸し蒸しは少々こたえます。
8月新鮮な作品をお見せすることができるように、
毎朝の体操&腹筋、身体メンテナンスしつつ乗り切りま〜す。
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by studio-tokuda | 2010-07-01 00:11 | お知らせ | Comments(2)