私が使っている絵具には『和絵具』と『洋絵具』があります。
大きな違いは、『洋絵具』は絵具粉の色と焼成後の色がほぼ同じであるのに対して、 『和絵具』は赤でも青でも、絵具粉の色は全部同じ様な淡い色をしていることです。 このことは以外に大きな問題です。 例えばいろんな色で水玉を描いているとします。 『和絵具』の場合は「私は今赤を使っている、今は青を使っている。」としっかり認識していないと、 どんな色のバランスで水玉を描いているのか、判らなくなってしまいます。 下絵を作って確認しながら制作しないと結構大変です。 『和絵具』は焼成後初めてはっきり色が現れてくるので、 窯出しする時は、「わぁ〜きれい!」とわくわく楽しいのです。 尚絵具の成分については、日本では食品衛生法で厳しく基準が決められています。 制作した作品は、岐阜県セラミックス研究所で検査をしてもらっていますので、ご安心下さい。 廃業されてしまった絵具屋さんで購入した洋絵具です。 ![]() 九谷から買っている和絵具です。 ![]()
by studio-tokuda
| 2010-05-28 20:44
| 漆蒔上絵物語
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Comments(2)
毎度です。
ためになります。 大学で習ったことより、かなり専門的だなと感心しております。 本当に豆だな~。
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hinatado様
ティアラ展よろしくお願いします。 多治見の学校でも、上絵を教えられる先生がいらっしゃらなくなってきました。 私でできることを伝えたいと、本気で思っとります。 ぼちぼちとですが、よろしくです。
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