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漆蒔上絵物語  その12ー職人さんとの出会い

いろいろとありがたい御縁をいただき、
初めて上絵組合理事長の職人さんにお会いすることができました。
さ〜〜大変!私の理事長さんへの質問攻めが止まりません!!
だってやっといろいろ聞ける人に会えたんです。
そんな私の質問攻めに理事長さんは、
「今度一度仕事場にいらっしゃい」と言って下さいました。待ってました!
少し仕事のスケジュール調整でもたもたしていた私に、
今度は理事長さんから「いつ来るんだい?」と催促のお電話をいただき、嬉しい恐縮。
さっそくMAVOの仲間に撮影助手を頼み引き連れ、ビデオ片手にお邪魔しました。


いただいた道具です。漆をのばすガラス板をはめ込んだもの。右側の釘は
漆をのばすローラーをひっかけるためのもの。ちゃんと意味があります。
この道具はもったいなくてまだ使えません。
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何が一番嬉しかったって「ここんとこ苦労しましたよね!」という私の言葉に、
理事長さんが「そ〜やそ〜や!!」と強くうなずいて下さったこと。
それだけのことですが、ほんとに嬉しく、今までの苦労が全部むくわれた気がしました。
やっててよかったとしみじみ思いました。

それから漆の乾きを遅くする薬品の情報や他の技法等もいろいろ教えていただき、
私用にと道具まで作ってプレゼントしてくださいました。
でもこれらの情報を活かしていくには、
又一から自分自身のデータ作りから始めなくてはなりません。
漆蒔とはそういう技法です。

そしてちょっとおまけの話
2009年には多治見市の要請で、テーブルウエア・フェスティバル2009
(東京ドーム)にて漆蒔上絵の実演もさせていただきました。
とても熱心に私の説明を聞いて下さる方がいらっしゃり、嬉しいなと思っていたところ、
古美術&工芸の雑誌「目の眼」(里文出版)の方で、
2009年6月号の作家訪問コーナーで私の作品を紹介してくださいました。続く。
by studio-tokuda | 2010-06-17 00:07 | 漆蒔上絵物語 | Comments(0)
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