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漆蒔上絵物語 その14ー多くの出会いに感謝

長々と書いてきました。
いろんな方の助けをかりて、なんとか今にいたっています。
ただ直感でおもしろいと思い続けてきましたが、
気が付けば10年近く続けているうちに、いろいろな物語をいただきました。
今ではだんだんこの技法がいとおしくなってきています。

*多くの職人さんの数だけ技法があったこと。
*皆さん切磋琢磨して技術を競い合っていたこと。
*それ故その技法を隠していたこと。

そんな経緯があったため、経済効率の良い転写紙の開発により、
主に安い雑器に施す職人仕事であった漆蒔上絵技法が、
仕事そのものの消滅と共にすたれていったことは、仕方が無かったのかもしれません。

そしてきっと、同じ様に日常の少しの生活の楽しみをくれた、
今では静かに消えてしまった職人に支えられたささやかな小さな技法が、
日本中にあったんだと思います。
私が今までやってこられたのは、そんな大勢の職人さん達の、
目には見えない後押しがあった様な気がしてなりません。次回で一旦終了します。

ミニ盆栽鉢と袋です。
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by studio-tokuda | 2010-06-22 23:51 | 漆蒔上絵物語 | Comments(0)
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