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安藤洋二さんにお話伺ってきました☆


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安藤さんの若い頃の作品です。先日の展覧会で拝見し、気になっていた作品でした。
ほんとに今でも超モダンです!大好きです♪
どんな方法で描かれたのか、今日教えていただきました!

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こちらも手間かかってます。

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これはゴム印でほどこされた漆蒔なんです+金彩です。
ゴム印の可能性たくさんあるなあ〜〜〜。。。

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安藤洋二さんです。

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日根野作造さんの図案集☆お宝です!

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いろいろ教えていただきました。漆蒔教わるの初めてで・・・嬉しかったですぅ・・・( 涙 )










何も解らぬまま ( 解らなかったからですが )
漆蒔上絵を始め、いつの間にか10年以上過ぎていました。
昨年、岐阜県現代陶芸美術館で『オールド大倉の世界展』
開催の折、漆蒔の実演&お話をさせていただきました。
そんなことがきっかけで、本日
多治見上絵歴史の生き証人でいらっしゃる
安藤洋二さんに、お話を伺うことができました。
学芸員さんお二人と共に、美術館の一室で4時間にわたり
貴重なお話を聴かせていただきました。
漆蒔のこと、多治見焼き物の歴史のこといっぱい!
安藤さんご本人、そのままが歴史でした☆



安藤さんは多治見市のお生まれ。
今年81歳になられます。
多治見工業高校を出られ ( 先輩ですね )
多摩美の油絵科を中退。
偉大な陶磁器デザイナー日根野作造さんに師事しつつ
お家のお仕事で長らく、上絵作品を
デザイン&制作されていらっしゃいました。
多治見市の意匠研究所で指導もなさっていました。



私は今まで解らないなりに大勢の方に助けていただき
漆蒔をしてきましたが、出会った何人かの方に
安藤洋二さんにお話を聞くといいよと、アドバイスを受けていました。
今回それがかなうこととなり、自己流の道具一式を持参で
ちょっと緊張してお会いしてきたのであります。



たくさんたくさん教えていただきました!
眼からウロコがポロポロでした!!!
基本の基本、筆や漆の濃度のこと。
ここのところ少し悩み、疑問に思っていたこと
みごとにツボにはまった答えを発見でき
これでもう一度原点に戻り、再スタートできます嬉しいです♪



お話を伺う中で、安藤さんはお家の陶園でのお仕事だったため
個人の仕事とは、規模の違うご苦労がおありになったそうです。
でもそんなご苦労があってこそ「なんとかせんとあかん!」精神で
試行錯誤し工夫し、制作してこられたと、お話ししてくださいました。
状況は違いますが、このことは私自身にも重なり、励まされました。



私はほんとにたまたま偶然、漆蒔上絵とかかわることになりました。
今日の美術館でのお話は、映像の記録も撮ってくださいました。
かつて上絵の町であった多治見の、ささやかな歴史資料になれたなら嬉しいなと
おこがましくも思いました。
そしてやっぱり謎は残ります!
安藤さんはお父様に漆蒔を教わったそうですが
そのお父様はいったいどこで誰に・・・???
学芸員山口敦子さんの研究は、さらに続くのでありました。。。



今回お話を伺っていると
当時は和紙が必要であったので、あのあたりに紙すき場があった等
材料や道具もこの町と共に、生きて動いてきたことがよく判り
大変興味深く感じました。おもしろいです〜☆
今では手に入らない道具も増えてきました。
でもなんとか工夫して、これからも迷いつつ
ぼちぼちやっていこうと思います。



なんだかまだまとまらない文章ですが
今日のお話を忘れないうちにと思い
とりいそぎまとめてみました。
安藤さんに感謝です!
by studio-tokuda | 2014-03-15 00:10 | 漆蒔上絵物語 | Trackback | Comments(2)
Commented by えつます at 2014-03-17 10:58 x
こういう繋がりを伝統って言うんですね。いいお話しです。
Commented by studio-tokuda at 2014-03-17 22:04
えつます様
ありがと〜☆本当に先人のみなさんはすごいです!
ただの伝承でなく、今の時代に活かしていけるよう、
ぼちぼちですがやっていきます。
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