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小学生時代(はるかはるか昔‥‥)名古屋市科学館の
『星の会』(この名前だったと思います・・)に入っていました。 毎月プラネタリウムが観られました。 ドームのついた建物のカタチのバッジがもらえました。 毎回テーマが違うプラネタリウムはほんとにわくわくして、 バッジも名札の横にくっつけるのが、 子供心にえらくかっこ良く思ったものです。 その科学館のプラネタリウムがこの春生まれ変わり、 世界一の大きさになりました。 ドームの直径は35メートルあるそうです。 ![]() まんまるドームが 両脇の建物にはさまれ浮いているので、 なんだか不思議です。 今はまだ大人気で、チケットが手に入りにくいようです。 椅子もものすごくゆったりリクライニングだそうです。 いいな〜観たいな〜〜!! 今制作は怒濤の修羅場となっています。 これから梅雨時期は粘土が乾きにくいので、仕事が進みません。 明日から一人サマータイムで早起きモード突入します。 プラネタリウム励みにがんばるぞお〜〜。 台風ひどくなりませんように。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-27 21:23
| つれづれ
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漆蒔上絵技法についてお話する機会が多いのですが、
この技法は正確にお伝えすることが、なかなか難しいのです。 焼き物仲間にも解ってもらえない場合が多いです。 先日高島屋マピエスでのミニ展示の折に、 どなたにでも解っていただけるように、 過程を写真で追った簡単なアルバムを作りました。 少しは解りやすいかと思います。 ご参考になればうれしいです。 ![]() ロクロでかたちを作り乾燥し、 750 °で素焼焼成しました。 ![]() 釉薬をかけたところです。錫釉です。 釉薬の滴跡などをきれいにお掃除します。 ![]() 1250°で本焼成しました。 白く焼き上がりました。 この状態でうつわとして使うことができます。 上絵の仕事はここから始まります。 全体に膠(お湯に溶かしたもの)を薄くぬります。 私自身は、余分な絵の具を あとから拭き取りやすいので使用しています。 かつて漆蒔をなさっていた職人さん達も この膠は使っていたそうです。(正確な理由は知りません。) 上絵のあたりを鉛筆で軽く描きます。 (鉛筆線は焼けて無くなります。) ![]() 色をつけたい部分に テレピンオイルでゆるめた漆を塗ります。 ![]() 漆が半乾き状態でぺたぺたしてきたら、 粉状の絵の具をまぶしくっつけます。 ![]() 漆に粉絵の具をしっかり入り込ませます。 ![]() 白地についてしまった余分な絵の具や漆を きれいに拭き取ります。 ![]() 800°で焼成します。 漆は焼けて無くなり、絵の具だけが残り きれいに発色しました。 ![]() 銀液を塗ります。こんな茶色です。 めちゃ臭いです。 ![]() 700°で焼成します。 最初表面は白く酸化膜で覆われているので、 ぴかぴか光ってはいません。 ![]() ジルコンペーパーで磨きます。 (サンドペーパーに似ていますが もっとソフトです。) 銀がピカピカになりました。 さあ、やっとこれでできあがりで〜す!! 最初から液状の絵の具で、さっさっと描いたと思われる方が多いのですが、 漆蒔上絵は、このような行程を経てできあがります。 なんともいろいろめんどっちいのですが とにかく美しく発色してくれるのです。 自分でつくっては、毎回自分で感心しているのであります。 (へへへの毎度の自画自賛。。。) 以上、写真で見る漆蒔上絵でした。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-22 22:45
| 漆蒔上絵物語
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![]() 在遊台湾友我贈是土産! 我思是珍品!!(でたらめ台湾語?) 台湾に3ヶ月程滞在し焼き物を作ってきた友が、 これをお土産にくれました。 ラケットではありません、蚊とりなんです。 手元の赤いボタンを押すと、 網の部分に電気が流れるのだそうです。 『西屋電蚊拍』何となく意味は伝わりますね。 先日タイの映画『ブンミおじさんの森』を観てきました。 舞台は森です。虫さんもいっぱいいます。 映画観ていたら、何と登場人物がこのラケットさんを振って、 バチッ!バチッ!と虫をはたいているではありませんか!! 使用方法解説の様でびっくり。 デザインは少し違っていましたが、オレンジ色の枠は同じ。 アジアのスタンダードなんだなきっと。 ブンミおじさんはとっても不思議な映画でした。 幽霊や精霊や、悲しむゴージャスな王女様が唐突に登場するし 物語も筋があるのやらないのやら・・・。 でも幽霊も精霊も全然違和感感じないし、 映画館出るとなんだか現実が揺らいでいるようで、 見終わってからだんだんじわじわ沁みてくる映画でした。 ラストにかかるタイのポップス?音楽よかったです。 仕事場はヤブ蚊がわんさか出ます。 去年はボウフラも生き抜けない酷暑となり、 蚊はほとんどいませんでした。 さて今年もまた夏はやってきます。 ヤブ蚊さ〜ん、お待ちしていま〜す!! ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-18 00:54
| つれづれ
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蛍光灯の灯りがあまり得意ではないので、
家では白熱電球のみで薄ぼんやりと暮らしています。 同時に二つ電球が切れてしまったので、 遅ればせながら初LED電球にしてみました。 口径の大きさもよく判らないし、 切れた電球を握りしめて家電量販店へ。 まずは店員さんを捕まえて、聞きました。 ![]() もんのすごくお高かったらど〜しようかと思ってましたが、 普通の照明器具用(60W相当)でひとつ¥1680也で一安心。 切れた電球持参すると¥100円値引いてくれました。 今までの電球も、コンビ二にはまだ売っていました。 一つ¥200也。LEDは確かに今までの電球よりは高いけれど、 浜岡も停まることだし(大きな一歩)節電しなくちゃです。 下の部分が金属?のせいか、ずしりと重いです。 ![]() こちらは切れた電球。 電球って切れた時、かしゃかしゃ振ったりしませんか? これも振っていたらどんどん内側の白い塗装が剥げてきて、 中がよく見えてきました。 なんだか剥げ方美しく、オブジェの様。 初LED交換記念オブジェ!完成です。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-11 23:25
| つれづれ
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今日は黄砂もなく、ほんとに気持ちよいお洗濯日和のお天気でした。
GW、みなさんゆっくりされたのでしょうか? 岩手出身の友人堀込和佳さんが、この連休中に帰省をしてきたそうです。 彼女はムサビ同級生、国分寺の松籟窯時代からの焼き物仲間です。 イラストレーターでもあります。 彼女の実家は内陸の北上なので、幸いそれほどひどい被害はなかったそうです。 東北滞在の一日、陸前高田で初ボランティアをしてきた様子が 彼女のブログ(si-tazu project)に記されています。 冷凍倉庫から流れ出て、瓦礫のあちこちに入り込んでいる サンマ、シャケ、イクラ等を取り出す作業をしてきたそうです。 想像するだけで気の遠くなる作業ですが、 小さな人の手仕事が積み重なり、少しずつ確実にきれいになっていくんだなと思うと、 私も自分の目の前の仕事を、あらためて丁寧にしていかなくてはと感じました。 今は遠く離れて想像することしかできませんが、 ものつくりの端くれとして、想像することを続けなくてはと思っています。 機会があれば東北を訪ねたいと思いました。 堀込さんの東北旅日記、ぜひ読んでみて下さい。 GWのお疲れでませんように。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-08 17:34
| つれづれ
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GWも一応今日でおしまいですね。
![]() 『陶芸作家展2011』昨日で終了いたしました。 百名近い作家さんの作品がたくさん並びました。 私のこのボタンは、 会場中でいちば〜ん小さな作品!!でした。 銀がたっぷり塗ってあります。 ![]() 鹿児島の『工房しょうぶ』 nui projectのシャツに付けてみました。 先日の高島屋さんミニ展会場で着ていたのですが、 多くの方に「どこのですか?素敵ですね」と ほめていただきました。 ほんとに楽しいシャツです。 お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-05 22:11
| つれづれ
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日曜の夜、Salyu(サリュ)のライブに行ってきました。
数年前、沈んでいく気持ちを自分で持て余していたことがあり、 貸してもらったSalyuのCDに、とっても救われました。 何と説明してよいのか判らないのですが、とにかく声が普通じゃないんです。 心に深く深くしみ込んできて、天から降りてくる様な声なのです。 (と、私には感じられます。) ず〜っと気になっていて、やっと生声を聞くことができました。 今回はコーネリアス小山田圭吾とのコラボレーションアルバム Salyu×Salyu 『s(o)un(d)beams』を引っさげてのライブツアーです。 声の力を存分に味あわせてくれたライブでした。 アンコールで唄ってくれた「to U」(名曲です!)を聴いたら、 涙がちょちょぎれてしまいました。 元はBank Band with Salyuとして発表された曲です。 (作詞・櫻井和寿 作曲・小林武史) 唄の内容が今回の震災とシンクロしていて、 「このままこの唄の持つ祈りが、東北に届いてほしいな!」と、 きっとあの時会場中のお客さんすべてが、そう感じていたと思います。 私が好きになる唄のある音楽は、結局その声が好きかどうか・・・。 それだけなんだよな・・。 5月2日は忌野清志郎さんの命日でした。 清志郎さんの声も大好きです。ライブも楽しかったな。 Salyu、機会があれば是非聴いてみて下さいね。 ▲
by studio-tokuda
| 2011-05-03 00:20
| つれづれ
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徳田吉美のHPです
WISE WISE tools さんの徳田ロングインタビューです 東急ハンズ名古屋店の雑誌『HANDS BOX 』Vol06・7Pに、私の漆蒔上絵が判りやすく掲載されています フリーマガジン『おりべくらぶ』表紙&掲載記事です WISE WISE tools (六本木ミッドタウン3F ) WISE WISE tools Online Shop ギャルリ百草 (多治見) sahan (名古屋本山) L’essentiel ATOMS nagi 庭@千草 リコズキッチン チントコタ日記 小島久弥HP 奥勝實オフィシャルサイト 堀込和佳 上原あけみさんのNY便り 伊藤類 松本寛司 ギャラリーWEAR ME お菓子papiton 牧野容子の「ライターな日々」 kouzeee うつわ謙心 クロコアートファクトリー 最新の記事
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