釉薬の基本になる長石です

昨日久しぶりに、日陶産業さんに福島長石を買いにいきました。
日陶産業さんは、焼き物の釉薬の原料などをいろいろ売っている会社です。
多治見工業高校時代からお世話になっています。
いつもにこにこきびきび、美人の事務の伊藤さんがいろいろ助けて下さって感謝です。

久しぶりにいろいろお話していたら、
会社の方がお一人、子供の頃にご両親が漆蒔上絵の仕事をしていらしたそうで、
思いがけず貴重なお話をたくさん伺うことができました。ラッキー!
こんな時は、やはり多治見は焼き物の町なんだな〜と実感します。

今日は一日よく降りました。
粘土がみごとに乾きません。そろそろ太陽が恋しいです。
日本一の酷暑が待っていますが、お陽様待ってま〜〜す!!

こんなでっかい袋30K入りで買ってきます。
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中身はこんなです。
湿っているので、完全に乾かしてから使います。
そうしないと釉薬の調合の比率が微妙に違ってしまうのです。
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# by studio-tokuda | 2010-07-15 01:09 | 焼き物 | Comments(2)

粘土は焼くと縮みます

粘土は焼くと縮みます。
乾いて縮み、素焼きで縮み、本焼きで縮み、けっこう収縮します。
大きさの指定のある注文作品などは、土がどれほど縮むのかが重要になります。
写真のような粘土のテストピースを作り、10センチの印を刻んで焼きます。
そうすればどのくらい粘土が縮むのかを、知ることができます。

8.5センチになっていれば85%に収縮。 100÷85=1.176・・・
10センチの大きさに焼きたい時には、1.176を掛けた大きさで焼けば、大丈夫です。


今回新しい土を使ってみたので、石膏型でテストピースを作りました。
粘土が乾いた状態ですが、もうすでに大きさが少し違ってきています。
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# by studio-tokuda | 2010-07-14 00:13 | 焼き物 | Comments(1)

銀彩の訂正と補足です

先日の銀彩の説明で、銀液を薄める薬品の名前をうっかり間違えていました。
ソルベントではなくてケミソルです。お詫びして訂正します。

銀液は「金油」で薄めたりもするようですが、使ったことがないのでよく判りません。
日本金液さんのHPを見るといろいろ判ると思いますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
私も漆蒔上絵模索中には大変お世話になりました。

ケミソルのビンです。
ご覧のようにトルエンなど入っていますので、
換気をよくして仕事しています。
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# by studio-tokuda | 2010-07-11 02:38 | 焼き物 | Comments(0)

銀液の大変〜身!

銀彩のお話です。
漆蒔上絵物語の中にも出てきましたが、銀彩とは、銀が薄く表面に張りついている状態です。
銀彩の他には、金やプラチナやパラジウム(銀よりもパカパカのあっけらか〜んと光る感じです)
といった種類もあります。
私は漆蒔上絵を模索中に大変お世話になった、日本金液さんの銀液と金液を使っています。
銀液は、エスプレッソを煮詰めたような色のドロドロの臭い液です。
その銀液がどのようにピカピカの美しい銀彩に変化していくのか、銀液の大変身を紹介します。


以前にもご紹介した富士印がキュートな銀液のビンです。
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ワイングラスが途中から曲がった様な、
ガラス製の専用の入れ物に入れて使います。
ドロドロの臭い液体です。
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銀液を筆で塗ったところです。
濃すぎる時にはソルベントという薬品で薄めます。
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700度で焼成して窯から出したところです。
酸化膜がかぶさっているので白く粉をふいたようです。
まだ光ってはいません。
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ジルコンペーパーという、
サンドペーパーに似たもので磨きます。
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磨くと初めて酸化膜が取れて光ってきます。
右半分が磨いた状態です。
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釉薬がかかっている上に塗られた銀液は
ピカピカになりますが、
釉薬がかかっていない表面に塗られた銀液は、
マットなにぶ銀になります。
釉薬ありとなしの状態を利用して、
ピカピカとにぶ銀状態をデザインに活かしたティアラです。
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続きはこちら
# by studio-tokuda | 2010-07-09 23:52 | 焼き物 | Comments(0)

ピアニスト

蒸し暑い毎日です。
先週末から漆蒔をしていましたが、あっという間に漆が乾いていくのを実感します。
落としきれなかった指の漆を気にしつつ、土曜日はピアノリサイタルに行ってきました。
高校時代のブラスバンド部の先輩がピアニストなのです。
極少人数のブラスバンドでしたが、演奏の楽しさは今でも憶えています。
少人数ゆえ、もっぱら映画音楽やクラシックやってました。
私はクラリネット、ピアニストの先輩はフルートでした。

リサイタルでは毎回曲についての簡単な解説パンフレットをいただきますが、
知らないことばかりなので、それも楽しみです。

一時腰を痛めていらしたのですが、今年は前回よりパワフルでお元気そうでした。
われわれはロクロで腰を痛めやすく職業病ですが、ピアニストさんも腰をやられるのだそうです。
そう思ってみてみると、確かにペダルをふまなきゃいけないので、
腰に負担のかかる姿勢だなあと思いました。

やっぱりライブはいいですね〜〜!
小学2年までピアノ習っていたので、リサイタルに行くといつもまたやりたくなります。
表現方法こそ違いますが、音楽に対する先輩の真摯な姿をみて、励まされた楽しい雨の夜でした。
# by studio-tokuda | 2010-07-05 23:41 | つれづれ | Comments(0)